Person
研究
- Initial
- N.H.
- Department
- 宇部研究所 機能材料研究グループ
- Joined year
- 2020年 入社
- Major
- 生命科学院 ソフトマター専攻(高分子系) 修了
01
入社理由
学生時代に化学を専攻していたことから、自然と総合化学メーカーや素材メーカーを中心に業界研究を進め、UBEに出会いました。入社を決意した最大の理由は技術面接です。面接官の人柄が良く、研究内容について深く議論できたことで、UBEの「技術を大切にする姿勢」を実感しました。さらに学生時代の教官から「UBEは良い会社だ」との評価があったことも後押しに。ここで自分の専門性を生かしたい。そう強く思い、入社を決めました。
02
仕事内容
私が所属する宇部研究所は、2025年1月に新設された研究拠点です。事業部と連携しながら既存事業の持続的成長を支える新たなコア技術の創出や、新製品開発に貢献する基盤技術の研究を担っています。その中で私は、カーボンニュートラルの実現に向けたCO₂分離回収技術の開発に取り組んでいます。テーマの提案段階から主導的に関与し、実験計画の立案・実施に加え、社外との技術折衝や知的財産対応など幅広い業務を担当しています。
03
仕事のやりがいや難しさ
未来を支える素材や技術を仲間と共に創出することに、大きなやりがいを感じています。しかし、その道のりは決して容易ではありません。新しい技術を生み出すには膨大な時間と試行錯誤が必要で、成果がすぐに形にならないことが多いです。取り組んでいたテーマがいくつもペンディングとなり、悔しさを感じた経験も。それでも研究所や事業部の仲間と知恵を出し合い、困難を乗り越えながら挑戦を続ける過程に、この仕事の醍醐味があると思っています。
04
印象的なエピソード
自分で企画した研究テーマが採用されたことがあります。そのときは、とても嬉しく印象に残っています。仲間と協力して自社分析を重ね、社会に対する「UBEらしい貢献」を模索する中で、私が個人として提案したテーマでした。まだまだ新人だった私に研究開発本部長から「やってみよう」と認めてもらえたことも励みになりました。
研究のアイデアを実際の技術として形にし、特許出願まで進められたのは誇らしい経験です。しかし、事業化に必要なレベルまで技術的ハードルを完全に超えることはできず、テーマは道半ばで終了に……。この経験を通じて、研究所として圧倒的な技術優位性を生み出すことの難しさと重要性を痛感しました。今後もその実現に向けて、粘り強く挑戦を続けていきたいと思っています。
05
これからの目標
私の仕事は、基礎研究という性質上、直接利益を生み出すわけではありません。言うなれば、事業部の仲間が生み出す利益で私たちは研究を続けることができています。この責任を強く意識し、夢と情熱、使命感を持って挑戦し、いつか仲間と会社に恩返しできる成果を出すことが私の目標です。UBEは現在、スペシャリティ化学企業への変革の最中であり、研究開発の重要性はますます高まっています。UBEの一員として胸を張れるよう研鑽を重ね、社会に貢献していきたいです。