UBEについて

About UBE

素材メーカーである私たちUBE。
ここでは当社について、ひいては素材メーカーについて皆さんに知ってもらえたらと思います。
少しでも興味を持っていただければ幸いです。

STUDY 1

皆さんの周りのいろいろなものに生かされています。

素材メーカーとは、さまざまな産業で使用される素材・原料を供給する会社のことです。
また、素材メーカーと一口に言っても、つくり出す素材の種類によって、
化学製品、セメント、鉄鋼、非鉄金属、紙・パルプなどに分類されます。
そのなかで、UBEは主に化学製品を製造する会社です。

UBEの化学について

 UBEは、石油や天然ガスを元にした原料に“化学反応”を加え、さまざまな化学製品を生み出しています。つくり出す製品は、「基礎化学品」と「中間化学品」の大きく2つに分けられます。「基礎化学品」とは、エチレンやアンモニアなど、あらゆる化学製品の出発点となる重要な物質。一方、「中間化学品」とは、その「基礎化学品」に、さらに化学反応を加えてつくられる、プラスチックや合成ゴムなどに代表される化学素材です。
 これら化学のチカラによって生み出された素材が、さらに形を変えていき、最終的にはタイヤや自動車の部品、あるいは電池など、皆さんが日常的に使うものの一部になっていきます。

化学製品ができるまで

原料

ナフサ

アンモニア

メタノール

基礎化学品

ブタジエン

カプロラクタム

炭酸ジメチル

中間化学品

合成ゴム

ナイロン

電解液

最終製品

タイヤ

自動車部品

(燃料チューブ・
エンジンカバー等)

リチウムイオン電池

(スマートフォン・
電気自動車用途等)

UBEが生産する製品
主な化学メーカー(五十音順)

旭化成株式会社、株式会社カネカ、株式会社クラレ、
信越化学工業株式会社、住友化学株式会社、東ソー株式会社、株式会社トクヤマ、
三井化学株式会社、株式会社三菱ケミカルホールディングス など

STUDY 2

暮らしを支える「縁の下の力持ち」

ここで、素材についてもう少し詳しくご紹介します。
突然ですが、皆さんがよく乗る自動車を頭に思い浮かべてみてください。
バンパー、ランプ、エンジン、タイヤ、シート……、さまざまな部品が組み合わされて
できています。実は、自動車にはおよそ3万点の部品があるのです。
しかし、これらが何もないところからパッと手品のように出現するわけではありません。
こういった一つひとつの部品も、実に多くの素材が組み合わさってできています。

 例えば、エンジンカバーや燃料チューブ。何でできているのかというと、UBEの主力製品の一つ、ナイロンです。これが、エンジンカバーや燃料チューブの元になる素材となります。UBEではペトロコークスという原料からアンモニアをつくり、さらにそれを元にしてナイロン原料となるカプロラクタムや、ナイロンを生み出します。そして自動車部品メーカーに供給しています。自動車部品メーカーで製造されたエンジンカバーや燃料チューブが、自動車メーカーに販売され、「自動車」という皆さんに馴染み深い製品になります。このようにUBEは、皆さんの暮らしを支える「縁の下の力持ち」になっています。

CONCLUSION

終わりに

ご覧いただき、ありがとうございます。
身の回りのいろいろな物に、化学のチカラが生かされていることを知っていただけたのではないでしょうか。
もちろん、ここに書いたのはほんの一部分。これをきっかけとして、さらに素材業界のことを学んでいただき、
もっと化学やモノづくりについて興味を持ってもらえたなら、これに勝る喜びはありません。